10月13日(日)の午前11時くらいから、蔵壁に施されている「鏝絵」の保存作業が有志の皆さんのご協力で行われました。作業に必要な鉄骨の足場はすでに組み上げられていましたので、当日は「愛媛鏝絵保存の会」の皆様、また片付けボランティアの皆様と共に、保存作業と片付け作業の同時進行となりました。
長年の松山在住の米国人の友人達も参加してくれ、皆さんと一緒に汗を流してくれたことに感激です。
とうとうこの日がやってきました。蔵壁に施された『鏝絵』が切り離され、これから新しい旅立ちです。
この瞬間を解体家屋の荷出しに参加していただいた多くのボランティアの皆さん、愛大附属の高校生達と引率の先生らと一緒に迎えられたことに感謝の言葉しかありません。
保存会の皆さんによれば、宇和島市で鏝絵を保存できたのは今回が初めてだそうです。作業風景も多く撮影できたので今後編集して、実物と一緒に展示できる方法を考えて提案していきたいと思います。
「紺家波兎計画」はここからが本番です。どうぞ今後ともよろしくお願いします。
オフィス・セイケ
代表 清家正亀