国際教育への取り組み

Cyber Fair 1999

1990年代後半、「e-SCHOOL」というオフィス・セイケの前身となった小さな英語学校が松山市にありました。当時はまだインターネットが普及し始めた頃で、光ケーブルなど高速回線はなく、ISDNからADSLサービスがようやく広がり始めた頃でした。

この小さな語学学校が掲げたのは「英語+留学+パソコン」という当時としてはやや尖った目標でした。成績のためだけの英語学習ではなく、将来に海外留学を目指せる語学学校、そして海外留学では必須条件となっていたパソコンを扱えるスキルの取得。それらを年齢層に合わせた学習プログラムを提供していました。そしてその過程において重要視していたのが、地域について学び、海外に発表していく体験の提供でした。

 当時はインターネットの教育分野での活用が世界的にも熱心に研究・実践されていた頃で、松山市にあったこの語学学校は、学生たちの勉強のために国際ホームページ大会(サイバーフェア98)の「Local Specialities (地域特産物部門)」に参加して地元愛媛について発表しました。結果は2年連続で部門別2位に入賞しました。

入賞賞品として、この大会の海外協賛企業(マイクロソフト・オラクル・アップルなど)からのパソコンやオンラインサービス特典などが届いたことは、このプロジェクトに参加した学生にとっては何よりの大きな喜びでした。またその後にこのチームから、米国・オーストラリアの大学や専門学校に留学した学生達が出たことは、現在のオフィス・セイケが目指す次なる「国際教育」という分野への大変大きな意義があったと感じるところです。

オフィス・セイケは、海外留学から学んだ視点と語学、そして越境ECビジネスの経験を生かし、地域の学生たちが世界で活躍できる未来を応援していきます。

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