2025年3月2日(日)、特定非営利活動法人宇和島NPOセンター様が主催する「令和7年度 第1回『地域の宝を語り継ごう』地域団体交流会」が開催されました。オフィス・セイケでは、この貴重なイベントの映像記録を担当させていただきました。
交流会の目的と開催概要
この交流会は、宇和島の災害・歴史・文化の伝承活動を行う団体が集まり、活動の記録方法や次世代への継承、情報発信の手法などについて意見交換を行う場として企画されました。地域の方々が気軽に参加できるイベントとして、宇和島市の中央公民館(ホリバタ)3階で開催されました。
参加団体
今回の交流会には、地域の歴史や文化の保存に関わる多くの団体が参加しました。
- 十本松峠の整備と復活の会
- 宇和島空襲を記録する会
- うわじま観光ガイド
- ブラ防さんぽ
- うわじま文化会議
- トキワバイカ*プロジェクト
- harmoni〜ハルモニー〜
交流会の主な内容
交流会では、以下のテーマごとにディスカッションや意見交換が行われました。
① 記録について
活動の記録方法や保存方法について議論が交わされ、今後動画撮影などを取り入れていく可能性についても話し合われました。愛媛県歴史文化博物館の平井学芸員や宇和島市教育委員会の西澤学芸員がコメンテーターとして参加し、専門的な視点からアドバイスを提供しました。
② 次世代について
若い世代の参加を促すための課題やアイデアについて、愛媛大学地域協働推進機構の前田眞客員教授とともに意見を交わしました。地域の文化や歴史を次の世代へとつなげるための新しいアプローチが模索されました。
③ 情報発信について
活動の発信力を高めるための方法について議論が行われ、どのようなメディアを活用すべきか、効果的な発信方法について話し合われました。コメンテーターには、高畠華宵大正ロマン館の高畠館長や愛媛県立吉田高等学校の小山先生が参加し、情報発信の実践的なアドバイスを提供しました。
④ 交流スペース
イベントの最後には、参加団体や来場者が自由に意見交換を行う交流スペースが設けられました。コーヒーやお菓子を囲みながら、リラックスした雰囲気の中で、地域の宝を守るための新たなネットワークが築かれました。
オフィス・セイケの配信サポート
今回のイベントでは、オフィス・セイケが映像記録を担当し、地域の貴重な活動が今後も受け継がれていくための記録づくりに貢献させていただきました。映像を通じて、今回の交流会の成果が広く共有され、地域の皆様の活動がより一層発展することを願っております。

まとめ
「地域の宝を語り継ごう」地域団体交流会は、宇和島の歴史・文化・災害の伝承を担う団体が集い、学び合い、つながる貴重な機会となりました。今後もこのような取り組みが継続し、地域の魅力が次世代へと引き継がれていくことを期待しています。
オフィス・セイケでは、こうした地域の大切なイベントを記録・発信することで、地域の発展に貢献してまいります。今後の活動についても、引き続きご注目ください。