5月初旬から、令和4年度の愛媛県立農業大学校での英語授業が始まりました。私が担当するのは総合農学科2年生で、英語は教養科目の一つ。専門科目では学生たちはそれぞれ「農産園芸コース」「果樹コース」「畜産コース」に分かれてそれぞれの目指す専門分野を学ぶカリキュラムになっています。
年度が変わったので職員室の先生方も新しく着任された方も多く、授業前の準備をしていると、早速に近くにおられた教授から名刺と共にご挨拶をいただいきました。
「清家さんですよね?」
こちらの名刺を差し出す前に声をかけられ、「はい?」という奇妙なトーンの声で返事。マスク越しの優しい目に見覚えがあり記憶を巡らしてみたものの埒があかない。
「農大同期の〇〇です。覚えていらっしゃいますか?」
私が農大学生だった時の同期生で、農大卒業後は公務員となり今年度から母校である愛媛県立農大に教授として着任されたらしい。ここを卒業してからほぼ40年近くが過ぎていて、また同じ母校の教壇に立つことになるとは、なんとも不思議な縁です。
どうぞ、よろしくお願いします。